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私はテニスのコーチングやパーソナルトレーニングなどを専業としております。 学生時代からメガネやコンタクトレンズのお世話になり36年になります。 最近では活字が見えづらくもなり、加齢による老眼も併せ日頃はコンタクトレンズを装用し必要に応じ老眼鏡を併用しています。 近視・乱視・老眼と3拍子揃い、コンタクトのケアや使用するメガネの掛け変えなど身の回りの視力補助具が増えたことで些か煩わしさを感じはじめ、コンタクト装用中の違和感や疲労感が以前より増し、兼ねてから関心があったスポーツグラスの製作に踏み切りました。
希望として・・・ @テニスなどスポーツ時に視界の広いスポーツカーブグラス。 A可能な限り薄型レンズで、スポーツ・事務仕事(パソコン)・車の運転など公私共に幅広いシーンで違和感なく使用できること。 Bレンズに顔の輪郭が映り込まず、自他共に見やすく印象を崩さないこと。
こんな我儘なリクエストを叶えてくれる専門店はないものかと思案中、幸い自宅最寄にスポーツグラス取扱店があり視力検査の結果、「製作希望の8カーブフレームに入れられるレンズは、度数の関係からご希望どおりの仕上がりには製作できません。フレームやレンズカーブを6〜4カーブなど緩やかな物に変更されれば製作可能なのですが・・・」 と悲しい宣告・・・
なんとか製作していただけるショップはないものかとネットで調べては足を運び、気が付けばその数は10件近くに及びエリアも拡大していました。
その間、自身でもスポーツカーブグラスやレンズに関する知識を深め、詳しい知人のアドバイスもあり、「なぜ製作が難しいのか?」が次第に解ってきました。
○検査結果によるスコアから算出された製作可能な適応範囲内のレンズカーブとフレーム反り角との関連性。 ○フレーム反り角から、レンズが眼に対し斜めに位置することにより、単純な度数のレンズでは適合できず、反り角に応じたスポーツカーブ専用の度数算出が必要。
様々な問題点を感じつつ、半ば製作を断念しかけていた矢先『サングラスミュージアム』様の存在を知りました。 自宅から埼玉まで車で約1時間の道程、店内に入り驚いたのは、OAKLEY、RUDY
PROJECT、ZEROrh+などスポーツサングラス各社商品の多さ!まるで宝石箱のようでした(笑)
店主の細木さまにこれまでの経緯と希望をひととおりお話しし、これまで経験したことのない様々な検査の結果、自身の「眼の癖」まで判りました。 他店でも使用していたレンズ角度可変式の検眼枠「HOSOKI式」は、なんと店主の細木さまが生みの親と知り驚きの連続。 「大丈夫、作れますよ!」の一言に感激でした♪
その後、眼のコンディションの関係からかレンズ調整をしていただき、細木さまから「大丈夫!私が付いているから安心して」の一言がとても頼もしく感じました。
とても素敵な仕上がりに大満足♪ ご尽力いただきました細木ご夫妻さまに心より厚く御礼申しあげます。
メガネ製作にかける情熱と職人魂に強く心打たれました!
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